西洋ミツバチと日本ミツバチ

西洋ミツバチと日本ミツバチの違い

ミツバチには2種類のミツバチがいます。
西洋ミツバチと日本ミツバチと呼ばれ、性質が大きく異なります。
西洋ミツバチは身体が大きく、目印である縞模様は尻尾の部分が黒っぽくなっています。

その身体の大きさに比例してか採集量も非常に多く、日本ミツバチと比べると4、5倍違うと言われています。
更に、西洋ミツバチは採集量が多く、数も多いため1種類の花に多くの蜂を当てがい集めさせることが出来ます。
また1年に何度も採蜜出来るのもこの種になります。

それと比べると日本ミツバチは身体が一回り小さく、縞模様が均一になっています。
蜜を採集できるのは非常に少なく、スプーン1杯分程度と言われています。
また、1年に採蜜出来るのは1度だけとなり、数も多くても2万匹ほどしかいませんので、西洋ミツバチとの採蜜量の差は歴然としています。

その代わり、西洋ミツバチとの大きく違うのは、日本ミツバチはたくさんの種類の花の蜜を採集するということです。
そのため、日本ミツバチは希少価値があると言われています。
この2種類の蜂の見分け方としては、大きさや模様もそうですが、羽の一部の翔脈に違いが出ています。
こうしてハチミツを作る上で単花蜜と百花蜜の使い分けをしているわけです。

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