西洋ミツバチと日本ミツバチ

養蜂でハチミツを採集する方法って?

ハチミツは蜂が集めてくる蜜から作られます
養蜂では取り外すことのできる板状の巣枠があり、これが六角形の穴が無数に空いているもので、巣箱にいくかセットして蜜を集めさせます。
集められた蜜が熟してくると、蜂に大人しくなる煙をかけて鎮めます。

この時、顔や首を守るネットを使用して身体が刺されたりしないように、完全防備することを忘れないようにしましょう。
静まったところを巣枠を外し、くっ付いている蜂をブラシや枠を振ったりなどで離して蜜の上についている蓋を切り落とします。
中にはローヤルゼリーもあったりします。

ローヤルゼリーは女王蜂しか食べることが許されない最高級のハチミツです。
その巣枠を遠心分離器と言われる蜜を搾り取るための機械にセットしてぐるぐると回し蜜を分離させていきます。
そうすると遠心分離器の底に蜜が溜まっていきます。

この蜜は巣箱4、5箱から7~10日かけて一斗缶1つ分しか取れないもので、とても貴重なものです。
底に溜まった蜜には蜜蓋や蜂、幼虫がいますので、取り除くために濾します。
その後、加工などせずフィルターにかけて更に濾され、瓶へと詰められます。
こうして天然のハチミツが作られ、お店へと並べられます。

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